晴れているのに乾かない?舞鶴の春に洗濯物が外干しで乾きにくい理由
- 林田工務店 株式会社

- 3月10日
- 読了時間: 3分
こんにちは、舞鶴の林田工務店です。
舞鶴もようやく春めいてきましたが、この時期の家事で一番のストレスといえば「洗濯物」ではないでしょうか。

「晴れているから外に干したのに、夕方取り込むとなんだかひんやり、しっとりしている。結局、仕上げに乾燥機を回している……」
実はこれ……私自身も、舞鶴で暮らしながら何度も経験してきたことなんです。
「最初から中に干せばよかった」と乾燥機を回すあの二度手間。悔しいので、なぜ舞鶴の春はこうなるのか、気象データや家の構造から徹底的に掘り下げてみました。
舞鶴の春、外は意外と「湿っている」
「晴れているから乾くはず」という常識が、舞鶴では通用しない日があります。その理由は、太平洋側との湿度の違いです。
気象データを見ると、春(3月〜5月)の平均湿度は次のような傾向があります。
太平洋側(東京など)→ 60%台前半
舞鶴(日本海側)→ 70%前後
「たった10%程度の差」と思われるかもしれません。
しかし、洗濯物の乾き方にとってこの差は意外と大きく、湿度が70%前後になると、空気が水分を受け取る余裕が少なくなり、乾燥速度が落ちやすくなります。
さらに夕方になると気温が下がり、相対湿度は上がります。そのため外干しでは「あと少し」の水分が抜けきらず、取り込んだ時にあの独特のしっとり感が残ってしまうのです。
室内の方が乾きやすい理由
一方で、室内干しの場合はどうでしょうか。
室内では
・エアコン・除湿機・換気
などを適切に使うことで、湿度を50%前後に保つことができます。
もし外が70%、室内が50%なら、20%程度の差が生まれます。
この湿度差があると、洗濯物の水分は空気中に逃げやすくなり、結果として室内の方がカラッと乾くことがあるのです。
乾き方を左右するのは「日当たり」より空気の流れ
洗濯物を乾かすというと、つい「日当たり」をイメージします。
しかし実際には、乾燥を左右する大きな要素は空気の動きです。
洗濯物の表面には、蒸発した水分によってできる「湿気の膜」が張り付きます。この膜を風で吹き飛ばすことで、乾燥は一気に進みます。
そこでおすすめなのがサーキュレーターの使い方です。
ポイントは
首振りにせず、洗濯物に向けて固定すること。
風を洗濯物の間に通すことで、湿気の膜が剥がれ、乾きやすくなります。

室内干しがうまくいく家の共通点
家づくりの視点から見ると、洗濯物が乾きやすい家には共通点があります。
それは
空気がよどまないこと。
例えば
・洗濯物同士の間隔が確保できる広さ・空気が循環する配置・換気がきちんと機能すること
などです。
以前ご紹介したお住まいでは、ご家族の洗濯量と生活動線を考え、ランドリースペースにゆとりを持たせました。
洗濯物を詰め込みすぎると、湿気の逃げ場がなくなります。逆に、空気が流れる余白をつくることで、舞鶴の春でも乾きやすい環境をつくることができます。

舞鶴の気候を知ると、毎日の家事はもっと楽になる
「外干ししても乾ききらない」のは、洗濯のやり方の問題というより、舞鶴特有の湿度の影響が大きいのです。
もし、室内干しで
北側の部屋だけ、どうしても洗濯物が乾きにくい
脱衣室がいつもジメジメしていて、湿気がこもる
室内干しをしたいけれど、生乾きの臭いが気になる
干す場所がなくて、ついカーテンレールやドア枠に掛けてしまう(本当は良くないと分かっているけれど……!)
そんな日常の「ちょっとした不便」がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
「ここに物干し金物が一つあるだけで、家事の動線がガラッと変わる」といった小さな改善から、舞鶴の気候に合わせた空気の流れのつくり方まで。 皆様の毎日が少しでもラクに、心地よくなるような「住まい方」を、私たちも日々現場で考えています。



