#建築ウォッチ~新築工事12
前回の上棟に続き、今回は新築住宅の強度を支える重要な要素である「外壁下地用耐力面材」について深掘りしていきます。
外壁下地は、単に外壁を貼るための下地というだけでなく、地震や台風などの自然災害から家を守るためのいわば「建物の骨格を包む筋肉」のようなものです。今回利用する「タイガーEXハイパー」は、この筋肉があらゆる面でしっかりと鍛えられているもので、家は外からの衝撃に強く、長寿命になります。
1. 外壁下地用耐力面材とは?
皆さんは、新築住宅の外壁の下地にどのような素材が使われているかご存知ですか? 今回は、外壁を支える上で重要な役割を果たす「外壁下地用耐力面材」について詳しく解説します。
耐力面材の役割
「耐力面材」とは、その名の通り、線ではなく面で建物を支えます。外壁下地に使われる耐力面材は、単に外壁を貼るための下地というだけでなく、地震などの外力に対して、建物を支える重要な役割を担っています。
2. タイガーEXハイパーの特徴
今回利用した外壁下地用耐力面材である「タイガーEXハイパー」の特徴についてご紹介します。
耐火性: 火災時に燃え広がるのを抑制し、建物の延焼を防ぎます。
耐水性・防カビ性: 外壁の劣化を抑制し、建物の寿命を延ばします。
耐震性: 壁全体で力を分散し、地震時の建物の損傷を軽減します。
施工性: 断熱性能を確実に発揮しやすくなります。
3. まとめ:新築住宅の強度を支える外壁下地用耐力面材
外壁下地用耐力面材は、建物の構造を支える上で非常に重要な役割を果たします。特に、地震が多い日本では、耐震性に優れた材料を選ぶことが大切です。また耐火性や通気性なども家づくりでは見落とすことができない重要な項目です。
タイガーEXハイパーのような高性能な耐力面材を採用することで、より安全で快適な住まいを実現することができます。
次回は、建物の骨組みを補強し、点で建物を支える「筋違」についてご紹介します。耐力面材と筋違が組み合わさることで、まるで家の骨組みが強固になり、地震にも負けない家を実現することができます。