舞鶴 注文住宅 自然素材の漆喰仕上げで実現する美しい室内空間
- 林田工務店 株式会社

- 8月13日
- 読了時間: 2分
更新日:8月20日
#建築ウォッチ~新築工事28
こんにちは、舞鶴の林田工務店です。
新築工事もいよいよ終盤を迎え、室内の壁が美しく仕上がりました。今回は自然素材の漆喰仕上げを採用し、見た目の上品さと優れた機能性を兼ね備えた空間が完成しています。
これまでの工事の流れ
基礎工事からスタートし、上棟、屋根・外壁の施工を経て、内装工事へと進んできました。室内では、床や天井の下地づくり、配線・配管、断熱材の施工などを終え、いよいよ壁の仕上げ工程に到達。漆喰は最終段階に近い工程であり、この作業が終わると一気に住まい全体の完成形が見えてきます。
石膏ボードの下地処理
漆喰を美しく、かつ長持ちさせるためには、下地づくりの精度が重要です。まず石膏ボードの継ぎ目に専用テープを貼り、段差やひび割れを防止。その後、下地調整材を均一に塗り広げ、表面をなめらかに整えます。


この段階で丁寧な施工を行うことで、仕上げ後のひび割れや不陸(でこぼこ)を防ぎ、長期間にわたり美しい状態を維持できます。
漆喰の中塗り
下地がしっかり乾いたら、漆喰の中塗りを行います。中塗りは下地と仕上げ層をつなぐ役割を持ち、壁全体の強度を高める重要な工程です。

漆喰の上塗り
最後に漆喰の上塗りを施します。職人がコテを巧みに使い、均一でなめらかな表情に仕上げていきます。乾燥後には真っ白で清潔感あふれる壁が姿を現します。


自然素材「漆喰」の魅力
漆喰は石灰を主成分とする自然由来の壁材で、その原料のひとつはサンゴ礁です。
漆喰壁の特長
ホコリや汚れが付きにくい
調湿効果で一年中快適
高い耐久性
有害物質(ホルムアルデヒドなど)を分解する作用
見た目の美しさと機能性を両立し、自然素材ならではの柔らかな雰囲気が室内に広がります。
仕上がった空間の印象
漆喰のやわらかな白色は、光の加減で微妙に表情を変えます。朝日を受けた清らかな明るさ、夕暮れ時の落ち着いた陰影――時間帯によって異なる美しさを楽しめます。自然素材の持つ温かみが、住まい全体に上質な空気感を与えています。
いよいよ、完成が近づいてまいりました。次回からは各部屋のこだわりなどをご紹介していきますのでお楽しみに。


