#建築ウォッチ~新築工事15
こんにちは、林田工務店です。
前回の記事では、瓦屋根工事の工程について詳しくご紹介しました。今回は、新築住宅を建てる上で欠かせない「第三者による検査」についてお話しします。安心で安全な家づくりを実現するためには、専門の第三者機関による厳密な検査が欠かせません。
第三者による建築確認の中間検査とは
家づくりでは、工事中の建物を第三者の視点から検査する工程があります。
これが「建築確認の中間検査」です。中間検査は、完成後には見えなくなってしまう構造部分を施工中の段階で確認するもので、安全性を確保するために重要な役割を果たしています。
検査では、工事監理者や施工者の作業が正しく行われているか、建物の構造が設計通りで適切に施工されているかが確認されます。
このような検査を行うことで、建物の安全性が改めて確保されるのです。
今回の現場でも、しっかりと確認してもらい、無事に**「合格」**をいただきました。
住宅瑕疵担保責任保険の中間検査
次に行われたのが「住宅瑕疵担保責任保険」の中間検査です。
この検査は、万が一、新築住宅に重大な欠陥が見つかった場合に備えるために行われるものです。
基礎の配筋時点で1回目の検査を行った後、今回は構造部分の検査を実施しました。
こちらの検査でも、細かいポイントまでしっかりと確認してもらい、無事に**「合格」**をいただきました。
住宅瑕疵担保責任保険の検査は、基礎配筋時と上棟後の2回にわたって行われます。
それぞれの工程で専門的な視点から施工状況がチェックされ、万一のリスクにも備える仕組みとなっています。
多くの目で確認される家づくり
第三者機関による検査は、家づくりの品質を高めるために非常に重要なプロセスです。
施工者や工務店だけでなく、外部の専門機関が関与することで、多角的な視点から建物の安全性や施工精度が確認されます。
こうした厳密な検査を経て、林田工務店の家づくりは進んでいきます。お客様に「安心して暮らせる家」をお届けするため、工事の一つ一つを丁寧に進めています。
次回予告
次回の記事では、高断熱住宅の鍵となる窓の性能にフォーカスし、「防火性能を備えた樹脂サッシを取り付け」について詳しくご紹介します。
樹脂サッシとトリプルガラスの特徴や、家の断熱性能に与える影響についてお話しする予定です。ぜひお楽しみに!