気づかないうちに進行する白蟻被害|舞鶴の木造住宅が狙われる理由と対策
- 林田工務店 株式会社
- 6月16日
- 読了時間: 4分
更新日:5 日前

こんにちは、舞鶴の林田工務店です。
梅雨の季節になると、湿気が高まり白蟻(シロアリ)が活発になる時期です。舞鶴のように海と山に囲まれた地域では、木造住宅の床下や土台が白蟻にとって絶好の住処になりやすく、知らないうちに被害が進んでしまうことが多いのが現状です。
たとえば、「床が沈む」「床がフカフカしている」と感じることはありませんか?これはシロアリが木材を内部から食い荒らし、家の強度が弱まっているサインかもしれません。柱の根元や壁際に違和感を覚えたら、すでに被害が進行している可能性があります。
今回はなぜ舞鶴の木造住宅がシロアリに狙われやすいのか、その理由とともに被害を未然に防ぐための具体的な対策を詳しく解説します。
安心して暮らせる住まいのために、ぜひ最後までお読みください。
白蟻が舞鶴の木造住宅を狙う理由とは?
シロアリは湿気を好む昆虫で、梅雨の時期には特に活発になります。舞鶴は海からの湿った風と山からの涼しい空気が入り交じり、木造住宅の床下や土台が湿気を帯びやすい環境です。これが白蟻の繁殖に絶好の条件となっています。
また、築年数の経った木造住宅が多いことも被害を受けやすい一因です。木材の劣化や換気の悪さが重なると、白蟻が入り込みやすくなり、気づかぬうちに被害が広がってしまいます。
【実例紹介】白蟻被害による柱・土台交換工事
弊社が過去に舞鶴市内で対応した事例をご紹介します。あるお宅では、床が沈む違和感があり調査をしたところ、土台の木材が内部から空洞化し、柱にも被害が及んでいました。
工事では、被害の大きかった土台と柱を交換し、床下の換気環境も改善。家の強度を取り戻すことができました。このように、被害が見えにくい床下で進行していることが多いため、早期発見が重要です。



自宅でできる白蟻被害のセルフチェックポイント
チェックポイント | 症状例 |
床が沈む・フカフカする | 木材内部の食害が進んでいる可能性 |
柱や壁際に土や砂が付着 | シロアリが通った蟻道(ぎどう)がある可能性 |
羽アリを見かける | 巣が近くにある可能性 |
畳が浮いている・歪んでいる | 下地の木材が白蟻により劣化している可能性 |
床下点検を長期間行っていない | 被害の有無が不明でリスクが高い |
一つでも該当した場合は、早めの専門家による点検をおすすめします。
林田工務店の白蟻対策サービス
当社では、舞鶴の気候と地域特性に合わせた白蟻対策を行っています。
床下の目視点検と機材による調査
信頼できる防蟻施工業者との連携による駆除・予防施工
被害部分の木材交換・構造補強工事
湿気対策(床下換気や防湿シート敷設)
「ちょっと気になる」でもお気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
Q1. シロアリ駆除は自分でできますか?
市販の駆除剤で一時的に対処は可能ですが、巣が深く広範囲にわたることが多く、専門業者の点検と駆除が必要です。特に舞鶴のような湿度の高い地域では再発リスクもあるため、プロに任せることを推奨します。
Q2. 白蟻はどこから家に侵入しますか?
主に地面から蟻道(ぎどう)を作り、基礎の隙間や配管周り、床下の通気口などから侵入します。定期的な床下点検が被害防止の鍵です。
Q3. 羽アリと普通のアリはどう見分けますか?
白蟻の羽アリは胴体が寸胴で、前後の羽が同じ大きさなのが特徴です。クロアリなどは胴体がくびれており、羽の大きさも異なります。見かけたら写真を撮り専門家に相談すると安心です。
Q4. 舞鶴は白蟻が多い地域ですか?
はい、舞鶴は湿度が高く、海や山の自然環境に囲まれているため、白蟻が活発に繁殖しやすい地域です。築年数の経った木造住宅も多いので、定期点検と対策が重要です。
まとめ|気づかないうちに進行する白蟻被害を防ぐために
白蟻被害は知らず知らずのうちに家の耐久性を損ね、大きな修繕費用につながることがあります。特に舞鶴のような湿気の多い地域では、定期的な点検と早期対策が安心した暮らしのカギとなります。
林田工務店は地域に根ざし、木造住宅の白蟻対策をトータルサポート。
「ちょっと気になる」症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。皆さまの住まいを守るお手伝いをいたします。