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新築住宅を快適に!吹付け断熱『ハイブリッドフォームHFO』の実力

執筆者の写真: 林田工務店 株式会社林田工務店 株式会社

更新日:1月27日

こんにちは、林田工務店です。

前回の記事では、「窓の性能」が高断熱住宅にどれほど大切か、そして防火対策との関連性についてお話しました。窓は外部環境と接する家の顔とも言える部分で、その性能は快適な暮らしを支える重要な要素です。

今回は、窓と並ぶ断熱住宅の要となる「断熱材」にフォーカスし、特に現場発泡型の吹付け硬質ウレタンフォーム ハイブリッドフォームHFOを使用した断熱工事についてご紹介します。


ハイブリッドフォームHFOの特徴

今回採用したハイブリッドフォームHFOは、発泡剤として水を利用しており、環境に優しい製品です。温暖化に悪影響を与える高濃度なガスを使わないため、地球にやさしいだけでなく、木造住宅を高性能な断熱住宅へと変える優れた素材です。

また、ハイブリッドフォームHFOの熱伝導率は0.021W/m·Kと非常に高い断熱性能を持っています。この優れた性能により、快適で省エネ効果の高い住まいを実現することが可能です。


施工の流れ

  1. 屋根の通気層を確保 スペーサーを取り付けました。


    舞鶴 新築 高気密 断熱

  2. 養生 施工面を保護するため、丁寧に養生を施しました。


    舞鶴 新築 高気密 断熱 住宅

  3. 断熱材の吹き付け 専用の機材を使って、ハイブリッドフォームを均一に吹き付けました。これにより、隙間なく断熱材が密着し、高い断熱性能を確保しました。


    舞鶴 高気密 断熱 新築 住宅

  4. 金属部分の断熱補強 熱を伝えやすい金属部分にも施工を行い、断熱効果を最大限に引き出しました。


    舞鶴 新築 住宅 高気密 高断熱  金属部分の断熱補強

  5. 厚さ確認 ピンを使用して断熱材の厚さを測定しました。今回の施工では、天井が160mm、壁が85mmという結果になり、十分な厚さを確保しました。


    舞鶴 高気密 新築 住宅 吹付確認の結果は


断熱性能の評価

今回の住宅では、断熱材と窓にこだわり、UA値0.40を達成しました。この地域での断熱性能等級6の基準である0.46を大きく上回る性能です。

UA値(外皮平均熱貫流率)とは、外気に触れる住宅部分から熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。今回の結果は、快適でエネルギー効率の高い住宅であることを証明しています。


次回予告

次回は高気密住宅がどのようにして快適な住環境を作り出すかについて詳しくお伝えします。

お楽しみに!

林田工務店では、高断熱・高気密住宅の施工にこだわり、地元・舞鶴の皆さまに快適で省エネな住まいをご提供しています。お問い合わせやご相談はお気軽にどうぞ!

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