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執筆者の写真林田工務店 株式会社

「地震に強い家づくりの秘密 ~筋違と金物で守る耐震性能~」

更新日:2024年12月12日

#建築ウォッチ~新築工事13


地震に強い家づくりの秘密

日本は地震が多い国です。そんな環境の中で、家族とともに安心して暮らせる住まいをつくるためには、建物の耐震性能がとても重要です。

前回の記事では、新築住宅の外壁下地材「タイガーEXハイパー」について詳しくお話ししました。

今回は、この「タイガーEXハイパー」と組み合わせることで、家全体の耐震性をさらに高める重要な部材、「筋違」と「金物」について解説していきます。

家を支える見えない部分が、いかに住まいの安心を左右するのか、その秘密を一緒に探ってみましょう!


筋違が建物の強度を支える

「タイガーEXハイパー」でしっかりと下地が作られた後、私たちの現場では、建物の耐震性を高めるために「筋違」を取り付けています。筋違とは、柱と柱の間に斜めに取り付けられた木材のこと。この斜めの力が、地震の揺れに対して建物全体を支える役割を果たします。




金物がつなぐ強固な構造

筋違が建物の骨格を強化する一方で、その接合部には、特殊な金物が使用されます。この金物によって、筋違がしっかりと柱に固定され、建物全体の構造がより強固になります。木材だけでは不安な耐久性を金物で補うことで、長年にわたって安心して暮らせる住まいを実現します。





通し柱も金物で強化

2階まで続く「通し柱」にも、金物が使用されています。通し柱は、建物の骨組みを支える重要な柱。この通し柱の接合部を金物で強化することで、建物の耐震性はさらに向上します。




まとめ:安心の住まいづくりは、細部へのこだわりから

新築住宅の強度を保つためには、「タイガーEXハイパー」のような高性能な外壁下地材はもちろん、筋違や金物といった細部へのこだわりが大切です。特に、地震が多い日本では、これらの要素が住まいの安全性を大きく左右します。

次回のブログでは、いよいよ屋根工事について詳しく解説していきます。

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