舞鶴で長持ちする家づくり|土台の通気・気密パッキンと防蟻処理で湿気とシロアリを防ぐ
- 林田工務店 株式会社

- 2024年10月30日
- 読了時間: 3分
更新日:11月10日
#建築ウォッチ~新築工事9
こんにちは、林田工務店です。
前回の「玄関土間・配管工事など」の記事に続き、今回は新築住宅の“土台”部分に注目します。
家を支える大切な場所だからこそ、通気・気密・防蟻といった施工が欠かせません。
舞鶴のように湿気の多い地域でも、快適で長持ちする家づくりのポイントをお伝えします。
土台の「通気パッキン」で湿気対策と耐久性アップ
新築住宅では、基礎と土台の間に「通気パッキン」という部材を設置します。このパッキンは、見えない部分ながら家の寿命を左右する重要な役割を担っています。
通気パッキンの主な働き
床下に空気を通し、湿気を逃がす
木材の腐朽やシロアリ被害を防ぐ
コンクリートに換気口を設けないため、基礎の強度を保てる
舞鶴は海に近く、年間を通して湿度が高い地域。そのため、床下の通気性を確保することは家を長持ちさせる上でとても重要です。

冷えやすい?音が伝わる?通気パッキンのデメリット対策
通気パッキンには多くの利点がありますが、少し注意したい点もあります。
主なデメリット
冬場に床下から冷気が入りやすい
外部からの音が伝わりやすい
これらは以下の方法で解決できます。
床断熱材をしっかり施工する
窓や外壁の防音性能を高める
床暖房や断熱パネルを併用する
適切な断熱施工を行えば、通気パッキンのメリットを最大限に活かせます。
浴室・玄関は「気密パッキン」で快適&省エネ
湿気や外気が出入りしやすい浴室や玄関などには、「気密パッキン」を採用します。通気パッキンとは逆に、外気を遮断して気密性を高める部材です。
気密パッキンの効果
室内の温度を一定に保ち、冷暖房効率をアップ
結露やカビの発生を抑える
省エネ性能を高め、光熱費を節約
舞鶴の冬は冷え込みが厳しいため、気密パッキンの施工が快適な暮らしを支えます。

木造住宅を守る「防蟻処理」も忘れずに
湿気対策と並んで欠かせないのが、防蟻処理(ぼうぎしょり)です。シロアリは床下のわずかな湿気にも寄ってくるため、木造住宅では特に注意が必要です。
今回は、薬剤による防蟻処理に加え、通気設計や土台材の乾燥管理など、構造的にシロアリが寄りつきにくい環境づくりを徹底しています。
まとめ:見えない部分こそ、家の寿命を左右する
家の土台部分は完成後に見えなくなりますが、この「見えない工夫」こそが住まいの寿命を大きく左右します。
舞鶴の気候に合わせた通気・気密・防蟻の施工を丁寧に行うことで、長く安心して暮らせる家づくりが実現します。
お問い合わせ
舞鶴で新築や建て替えをお考えの方は、「湿気とシロアリに強い家づくり」にこだわる林田工務店までお気軽にご相談ください。


