こんにちは、舞鶴の林田工務店です!
前回の記事に続き今回も平屋住宅について焦点を当ててみたいと思います。
平屋はバリアフリーで快適そうだけど、夏は暑くて冬は寒そう…」と思われる方も多いのではないでしょうか?実際、平屋は屋根の面積が広いため、夏は熱がこもりやすく、冬は足元が冷えやすい特徴があります。
しかし、適切な対策をすれば、1年中快適な住まいを実現できます!
今回は、舞鶴の気候に合わせた平屋の暑さ・寒さ対策をご紹介します。
快適な平屋の基本対策
1. 高断熱・高気密の家づくり
平屋は屋根からの熱の影響を受けやすいため、断熱材の強化が重要です。
✅ 壁・屋根・床に高性能な断熱材を使用し、外気の影響を抑える
✅ 窓の断熱性能を向上させ、外気の影響を減らす(樹脂サッシや複層ガラスがおすすめ)✅ 気密性を高め、隙間をなくすことで冷暖房の効率をアップ
窓からは約50%の熱が出入りするとも言われており、窓の性能を上げることは暑さ・寒さ両方の対策に有効です。

2. シーリングファンで空気を循環
✅ 夏は「反時計回り」に回転させ、冷房の冷気を部屋全体に拡散
✅ 冬は「時計回り」に回転させ、天井の暖気を足元へ循環
シーリングファンを活用することで、空調の効率を上げ、快適な室温を保ちやすくなります。

平屋の暑さ対策
1. 風通しの良い間取りを工夫
舞鶴は湿気が多く、風の流れを考えた設計が欠かせません。
✅ 対角線上に窓を配置し、風の通り道を作る
✅ 高窓を活用し、熱気を効率よく排出する
✅ 窓を異なる高さに設置し、空気の流れをスムーズにする(低い位置の窓から冷たい空気を取り込み、高窓から暖かい空気を排出)
2. 軒や庇(ひさし)で日差しをカット
夏の日差しを遮る工夫も大切です。
✅ 軒や庇を長めに設計し、直射日光を防ぐ
✅ すだれやシェードを活用し、窓からの熱をカット
日差しをコントロールすることで、室内温度の上昇を抑えられます。
平屋の寒さ対策
1. 暖房器具を吟味する
冬の寒さ対策には、適切な暖房器具の選択も欠かせません。それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルや部屋の広さに合った暖房方法を選ぶことが重要です。
✅ 蓄熱式暖房:夜間の安価な電力で熱を蓄え、日中に放出。空気を汚さず快適だが、設置コストやランニングコストに注意。
✅ 床暖房:足元からじんわり暖める。部屋全体が均一に暖まるが、初期費用とランニングコストが高め。
✅ ファンヒーター:即暖性があり、寒い朝などに便利。ただし、石油タイプは換気が必要で、エアコンと比べると部屋全体を均一に暖めるのが難しい。
✅ エアコン:電気代はかかるものの、機種によっては省エネ性能が高い。加湿機能付きなら乾燥対策もできる。
暖房器具は、部屋の広さや使い方に応じて組み合わせるのがおすすめです。
まとめ:平屋でも快適に暮らせる工夫を
舞鶴の平屋で快適に暮らすためには、暑さ・寒さ対策が欠かせません!
✅ 断熱材や窓の性能を強化し、外気の影響を抑える
✅ 適切な暖房器具を選び、快適な冬の住環境を整える
✅ シーリングファンを活用し、効率よく冷暖房を循環させる
林田工務店では、舞鶴の気候に合わせた平屋の家づくりをご提案しています。「夏涼しく、冬暖かい平屋に住みたい!」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!